ライトノベル「婚約者もどきの公爵令嬢アシュリー」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
主人公が好き。
あとそのお相手のヒーローが好き。
なんか二人合わせてめちゃめちゃ可愛い。
うん、可愛いこれに尽きる(笑)
そばにいたら時々適当にちょっかい入れつつ愛でるわ?
ものすごい愛でるわ!←時々はどこいったの
あらすじはいわゆる異世界転生の悪役令嬢・・・でなく、
それ以前の婚約者もどきだったのである。
ゲーム内の本人は世間から横綱と呼ばれるくらいの恰幅のいい
巨体である…しかし本人はそれをわかっていない。
自信満々で王子ラブであっても悪役令嬢ですらないので
断罪イベントに参加すらできないモブキングである。
いや悪役令嬢からすれば断罪されたいわけでもないので
問題なくスルー出来るのならラッキーなのかもしれないが。
ゲーム内の王子の言い草も大体くそである。
ガチで
そんな主人公はまず自分を変える事にした。
横綱から普通の令嬢になる為に努力を始めた。
ただしやはりそこは世間知らずのちょっといろいろ弱い感じの
お嬢様…だいぶ努力という名の怠惰で
努力になっていなかったのだが。
そこに兄の友人と出会う事でイイ感じに仕切り直しが出来た。
それどころかこの二人、本人は全てをわかってない気がするが、
お互いがお互いの最大の弱みをフォローしているのである。
ある意味ツーカーである?
まあつまりはお互いが自分が悩んでいた所に、相手の存在とか
相手の言葉や態度なんかがイイ感じに作用して
相乗効果で結果的にその悩みから解放されたのである。
(・∀・)イイネ!!
一人じゃ無理でも誰かがいてくれること。
それは実際に何かをしてくれたわけではなくても話だけでも
助けになったり癒しになったりする。
まあ受け入れる側にそれを受け入れる余裕がある事だけど。
その辺は二人ともいい子だったんでスムーズにいった気がする。
初期の主人公の行動はちょっとなんなんこいつってなったけどな(笑)
それを超えた後の主人公は勘違いムーヴとか痛い言動とか
なくなってむしろ謙虚だったので。
あのまま勘違い主人公だったら途中でぶった切ったな
と、思っていたのである意味セーフというかいい方向転換(笑)
でもなんというか最初から全部いい子で愛されるってのは
安心はできるけどつまんないんですよ。
これちょっと間違うと嫌われる主人公の図では?というのから
うまい具合に切り替えられるって素晴らしいね。
まああくまでも私の好みだっただけで世間は知らんが(笑)
そんなものですわ。
二人をつなぐキャラメルもいい小物だった気がする。
初っ端の目標は…あくまでも目標であって、
その先にあるものは自分が欲しかった物ではなかった。
それにようやく気づいた主人公。
逆に主人公にそれを決心させるきっかけだった王子は
ガチで
くっそざまぁwww
マジでウケる!!
などとは思っておりませんわ?
おりませんとも(´∀`*)ウフフ
最後の彼のつぶやきに同情どころかマジざまぁしか
思わなかった私はだいぶ性格はひん曲がっておりますが。
おばちゃんなんてそんなものです。
清く正しく美しくの世界はないって知ってるしな(笑)
いや主人公が王子が好きで頑張って振り向かせてってのも
確かにありだと思うんだけどさ。
姿が変わったから惚れるとか安直なんだよ。
中身どこいった?とか思うとこの王子ちょっとその辺
捨ててこいや( *´艸`)とか思わなくもなくもない←どっち
まあよくあるヒロインにたぶらかされて聞くもの全部はいで
済ませるようなガチ底辺王子に比べたらまだ
多少の同情は寄せてもいいが。
お前ちょっと調子よくね?とは思っているので
あの最後でぷっと笑いが出たのはうんまあ仕方ない。
そういう事でヨロ(笑)
ユガンデナンカナイヨー