ライトノベル「オートモードが切れまして、目指すは幸せな結婚です!」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
この作品「オートモードが切れまして、目指すは幸せな結婚です!」を
一言で言うならば
「主人公の周りを固めるメンツが濃いな?」
ですかね(笑)
ちなみにヒロインはガッツリ人間のゴミ滓系です。
ざまぁしか思わない系統のヒロインもどきです( *´艸`)
ヒロインも前世持ちだったんですが、彼女が乙女ゲームの
世界に生まれ変わった理由は主人公とは真逆の理由。
前世でも問題児だった彼女。
それならば世界を管理する神様に自分の身の上を呪い、
人のせいにばかりするのなら乙女ゲームのヒロインという
幸せを約束された恵まれた環境ならば真人間になるのか?
というある意味審判だったと・・・
主人公は逆に頑張って頑張って生きたけれど最後に折れて
世界を去ってしまった彼女に同情し新たな生を与えられた。
ヒロインにしてみれば最悪の条件の悪役令嬢として。
でも最後のふたを開けてみれば彼女は自分の人生を懸命に生き、
味方を得てそして幸せになった。
幸せを約束されていたはずのヒロインの彼女はよもや
存在そのものが抹殺されるところだった。
あれですね。
人を不幸にするのは状況とか環境だけではない。
一番の原因は本人の心根。
根っこが腐りきってグズグズの彼女はなるべくして堕ちた。
まあゲームの世界に転生した。
私はヒロインだから何してもいい。
誰がどうなろうとゲームなんだからリセットすればいい。
自分が幸せになるためならだれがどうなろうと気にしない。
はい、断罪決定です。
ざまぁです。
仕方ない。
ヒロインの言い分が正しいなら悪役令嬢として生きてきた彼女は
最後まで悲惨な終わりになるしかなかったはず。
まあ神様の勘違いによりゲームのシナリオがオートモードで
進むというハプニングはありましたけどねー
ヒロインがああなって、悪役令嬢がこうなったのは。
中身の人の心根ですわ。
中身がカスなら結局カスと。
勉強になったわ。
ヒロインが本来の悪役令嬢も真っ青の自分勝手を発揮して
他人の命をも搾取しそうになった。
前世と同じように。
まあ神様も怒りますわ。
通常がいかにあほぅなキャラクターでもさー
あれはひどいよねー
そんなちゃらんぽらんな神様すらシリアスモードで
断罪に走らせてしまうヒロインの屑っぷりが本気ですごい。
言い分からして宇宙人と言葉通じなーいみたいなノリだった。
オートモードで悪役令嬢を演じていた時にはヒロインは
いわゆるヒロインを演じていたからよかったんですけど。
主人公が悪役令嬢をやめてしまい、攻略が進まなくなって
なりふり構わず本来の地を出してきた。
それがひどすぎた。
いやーもうヒロインお前は絶対にダメだ…( ゚д゚)としか
思わないレベルの腐りっぷりがもうね・・・。
ある意味すがすがしいな!(;゚Д゚)
最後の断罪で魂の消滅寸でで助かった命。
ぜひそのチャンスをものにしてまっとうに生きてくれ。
とりあえず前世を消したのでどうかなー
根本的なものはやはり記憶がなくても出るのか…どうなのか。
その辺はもう物語のキャラクターというか登場人物は
あずかり知らぬこと。
本人が頑張るところ。
ヒロインの肉体なので基本スペックは高いはずです。
ぜひ人生やり直してください。
物語の登場人物ではなくその世界に生きる一人の人として。
あと関係ないけどヒーローの手のひら返しが激しかったww
いきなり恋愛モードぶっこんできましたねww
潔し。
まあ本来なら悪役令嬢の相手は婚約者の王子なんですけど。
彼は彼女がお話に沿ってオートモードで昔と変わった時に
彼女から手を放してしまったから。
もうその手を取ることは出来なかった。
これからは友人として支えてあげて下さい。
同じく転生者の主人公の新たなヒーローは、
妹と重ねてどうにか力になりたいと思っていた気持ち。
それを持ちつつも少しずつ惹かれて行ったんでしょうね。
ヒーローもいろいろと抱えていたわけで。
それを主人公はわかっているわけで。
そういう意味でもお互いがお互いを支えるいい関係に
なれるんじゃないかなと思うんですよ。
まあちょっと主人公のお父さんが( ´Α`)ウゼーけどww
そこはやはり愛で乗り越えるべき。
といっても本人のスペックが高すぎて父邪魔できず。
みたいな(笑)
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