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極上スイート オフィス~御曹司の独占愛~を読んだ感想【ネタバレあり】

ライトノベル極上スイート オフィス~御曹司の独占愛~」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。

まずは。

このお話のヒーローとヒロインは元カレと元カノの関係。
過去に付き合っていて別れて、そして再会して…の話。

で、それぞれに当て馬がいます。
ヒーローに想いを寄せる当て馬は立場的にやっちゃいかん事
しちゃってるんで完全にスリーアウトチェンジですね。

ヒロインに想いを寄せる当て馬君は決して悪くはない。
悪い子ではないんですよね、ええ。

実際に辛い彼女を支えたのも彼ですし。
ただ当て馬姐さんに乗せられて尻馬に乗らされた形で
ヒロインとヒーローが別れるきっかけを作ってしまった。

その真実を彼女に話さなかったのも事実なんで。
そこも微妙かな(笑)

ただ。
この二人が暗躍(片方は利用されたわけだが)しなくても自然と
ヒーローとヒロインは結果的に分かれたのではないか、と。

そこに第三者の思惑が乗るか否かの差かなぁ…?
決定的にヒロインの心構えが弱すぎたというか若すぎた。

経験が少なすぎてさばける裁量が少なすぎて自滅した。

あと要因の一つとしてはヒーローの立場が特殊すぎた。
あれが当て馬君みたいに普通の子だったらたぶん彼女は
ここまで山あり谷ありにならずに平凡に幸せだったかも。

それでも彼女が選んだのが平穏ではなくヒーローだから。
別れたけど結果的に再開した彼と悩みながらも一緒に
歩いていくことを決めたから。

それなら乗り越えるしかないんだよなぁ…(;゚Д゚)

まあいい意味で別れて離れた時間はヒロインの未熟なあれこれ
いろんな意味で鍛えてきましたから。

その時とは違うものを見る事が出来た。
だからこそあの時より冷静に周りを見て、ヒーローを見て。

自分自身を見つめる事が出来た。
そういう順番的なものが彼らには必要だったんだな。

彼が御曹司でただのボンボンならまだしも、仕事ができる
人だったので…それを他に求めてはいなかったけど。

周りが彼の隣に立つのはふさわしい人って考えるのも
わからなくもないけども。

ただ当て馬ねーちゃんが仕事ができる描写はありましたが
私しかいないっていうあの根拠のない自信な?

その手の自信を日頃外に出して外した時の
身の置きようのない恥ずかしさはダメージひどいと思うよ(笑)

という事をやらかした彼女に思いましたけどねぇ…
まああれか、いわゆる悪役令嬢ヒロインに負けたみたいな。

まあ私は悪役令嬢物はヒロイン側がざまぁされる方が
好きですけどね(笑)

だってあれはヒロイン側が立場とか周りのあれこれ顧みず
天真爛漫という無知をさらけ出して複数篭絡…

という現実的に収まりはどうなるの、みんな幸せとは
ならないんじゃないのか普通って現実考えるとね。

まあそれはともかく。
今回は悪役がド―――(゚д゚)―――ン!とざまぁされて終わります。

安心してください(笑)
ただ味方面して暗躍に一役買ってたいい人そうな
当て馬君は

お前それか!m9っ`Д´) ビシッ!!

ってなったけども。
でもヒロインを好きだったのも本当だし心配だったのも
あわよくばというのも本当なんだよなww

まあ恋愛関係においてはどーしようもないからなぁ・・・
最後はヒロインを応援して生ぬるい目で見てましたしね。

悪い子ではないのでぜひいい出会いがありますように。

あ、後半ヒーロー側からの視点のお話が入ってます。
これを読んでなぜヒーローがヒロインを好きになったのか

が、語られています。
これなかったらなんでどこをってのは全く理解できませんでした。

まあ本編はヒロイン視点ですからね。
ただ再会してからの彼女のへこたれそうになりながらも

なんとか立って前を向いて頑張った姿勢には
共感はあるんですがね。

そもそも別れる前。
なんでこのヒロインをヒーローが好きになったのか?

ここがわからんかった(笑)
まあこの手の話はたいていシンデレラストーリーで

平凡な女の子が特別な相手に好かれるという設定が多いけど。
それでもそこにはちゃんと理由がないと

説得力が多少はないと本気でただの夢物語になるので。
ある程度はあると思うんですよ、やはり。

じゃないと共感は難しいしなぁ…物語だけどほんの少しの
現実感を盛る事でそこに筋が通るというか。

始まりがヒロインとヒーローが別れる所から始まって、
別れて数年経ってからのヒロイン目線での過去の思い出として

別れる前の付き合う前後の二人が語られるんですが。
どこがよかったのかなー?この子(笑)みたいな。

いやはや。
ちゃんと理由がありましてよかったですww

いや!
ヒーローと別れてがむしゃらに頑張ってからの物語
スタート地点のヒロインは好感ありましたからね。

そこは問題ないんですが。
そもそもなんでこの子と付き合おうと思ったのかなって

そこが私にはわからなかったのでww

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