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巻き戻りの女王候補は記憶がないを読んだ感想【ネタバレあり】

ライトノベル「巻き戻りの女王候補は記憶がない」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。

このお話は転生とか異世界とか関係ない。
いわゆる時間の巻き戻りのお話。

うん、タイトル通りな。
巻き戻る前に彼女はある男に殺された。

彼女が心から愛したジークフリートに。
しかし命がついえたはずの彼女は気が付けば6歳に逆戻り。

という所からお話はスタートする。
しかし彼女には記憶がなかった。

自分の中身は16歳という亡くなった時の年齢を
自覚していながらもその時の記憶がない。

その為巻き戻り系にありがちな未来を変えるという
目的を立てる事が出来ないのである。

主人公であるアストレアの生きる世界は女王が国を統べる。
その為王家の血族である王甥のジークフリートは
王族ではあるが王にはならない。

それに連なる女王候補が将来女王に選ばれて治める。
その女王候補の一人がアストレア。

しかし時間をさかのぼった彼女にはそのつもりはなく、
ただひたすら本を読み漁り知識を得る喜びを享受。

そのうえどうやら彼女の家には秘密があり、その秘密を
知ることになったアストレアはそれをまた享受。

うん、ヒーロー放置プレイの出来上がりである(笑)
そもそもヒーローに命を奪われた主人公。

逆戻りして初めて会った彼を前に意識を失う。
すでにトラウマの存在である。

可愛そうな彼。
自分が何かしたわけではない、まだ。

なぜ彼女を彼がそうしたのかは語られることはなかった。
しかし最後の話の流れから彼女は闇に飲まれ魔女となり、
世界を食い尽くそうとして彼に消されたのだろう。

それを知らない彼女は自分の力が逆に闇を払う
事が出来るのを知り自分の力を役立てたいと願う。

彼女を守りたいと願っていた彼と逆を望む。
まあはっきりいってだいぶお転婆さんなので。

心配なのもわからなくもないわー
だって闇の何かに襲われるのって毎回一人で夜遅く
家を抜け出しているんだもの。

そりゃジークくんも怒り心頭ですわ(笑)
で。

逆戻りした主人公はなんといいますかスタートからして
後ろ向きでございましたのでそのせいで彼は非常に

自分の気持ちがかけらも通じていないという結果に
陥ってしまったんでしょうね。

たぶんあれは彼の精いっぱいのアピールだったと。
うん、へたれが(笑)

国を守る騎士としては非常に有能ではあるけれども
恋愛脳としては底辺と思われる。

それもまた彼女が誤解を積み重ねる原因。
いやもちろん彼女が拗らせているのもありますが。

それにしても君たち(笑)
そろそろたいがいにしろよというぐらいにはお互いが
お互いを想ってその上ですれ違って滑りましたね。

床を磨きすぎてツルッツルってレベルでね。

闇に飲まれる人は多々いる。
飲まれた人は体がむしばまれ消えてしまう。

しかしまれに飲まれずに逆に飲み込むものがいて、
それが魔王になるのだと。

物語としてはその伝説の魔王との戦いになるのだが、
それが誰か、というのか・・・うん。

君かー
理由としてはおうちの事なんでしょうけど。

もしかしても主人公をジークフリートに取られた、
それもあったのかな?

そんなセリフもあったから。
重なって彼女を取り返したかったのかと。

全てが終わって彼は何もかも失くしてしまったけど、
それでも彼を支えたいと力業で動く主人公の
妹がいるのでまあ大丈夫でしょ。

つーか勇者になったんか(笑)
追放からの勇者転職ってのもすげーな

そこはやはり妹の物理の支えもあったんだろうな。
うん、物理。

お嬢様なのに物理です。
かなりアクティブなご令嬢の妹。
対照的なww

まっさらになった彼をどうか頑張って落としてくれ。
そしてからっぽになった彼をいろんなもので
一杯にして欲しいかな。

仲吉姉妹はそろって幸せになって欲しいね。
え?野郎?それは自分で頑張ってくれww

まあヒーローは主人公がいれば勝手に幸せになるな。
今までもそうだったから。

ただし少しはへたれを返上しなさいよ。
ああまですれ違ったのは君も悪いからな。

まあヒロインもあれだけど(笑)
不器用二人組の組み合わせのせいでこじれまくり。

そろそろラブラブしたまえよww

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