ライトノベル「隻狼の魔法侯爵の俺と悪役令嬢なはずの彼女」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
男主人公の異世界転生話です。
この手の話によくあるハーレム状態はなく、主人公は
ひたすら相手の悪役令嬢対一の彼女に一途です。
チート主人公が特に意識せずその力をあれこれ使ったあげく
それに惚れこんだヒロインが群がり気が付けばハーレム。
というパターンは苦手なんで。
それだと即閉じなんですが。
こちらの方ひたすら一人にのみ全てを注いでいる
規格外のチート様なので。
チート規模がなかなかに痛快で面白かったです。
悪役令嬢が断罪回避とかだとただの令嬢ですべての
権限はその父親が持っているものなので。
ある程度力をふるうのも他社の力を借りてになるんですが。
男主人公だと大体ある程度の地位のある当主であり、
相手が奥さんだったり婚約者だったりと立場は変われど。
基本的に持ちうる権力を持って相手の平和の為に
夜叉になって暴れまわりますのでその報復がパネェ
というかやべー(笑)
感じです( ー`дー´)キリッ
今回の当て馬ゴミカス一家もまごう事なくやらかしまして、
本来は悪役令嬢と婚約する王子も正真正銘のゴミ滓で。
気が付けばこの世から消えておりました…
まさかのオーバーキル!!
この話よくある妹に略奪タイプでもありまして、
てっきり本人が転生者でその記憶で持ってやらかしたのか。
そう思っていたのですがその背後に真犯人がいました。
お前かよ…全然欠片も出てこなかったお前かよ。
知らねーよお前なんて(;゚Д゚)
って感じでした(笑)
影うっすいわー頑張れよ、お前。
暗躍すらしてないわ。
そういや設定にいたな?ぐらいのレベルじゃねーか。
それが背後で暗躍してて?そんなつもりはなかったの?
馬鹿なの死ぬの。
きっかけとかあれやこれや関係ないわけ。
結果としてもたらしたものがこれ以上ない位に
やっばいものを引き寄せたんだからしゃーない。
高位貴族なのに国から切り捨てられるだけのものを
また切り捨てられるだけの価値しか元々なかった。
それだけのことだ。
それだけの事しかそれまで生きててなしえない上に、
怒らしちゃいかん人の最も大切にストーカー・・・ごほげは
もとい大事に守っていたものに手を出す結果になった。
それがあんたの敗因である。
ざまー
馬鹿王子もそのあほ婚約者も。
結局最後はちゃんと何をどうやらかしたのか。
理解して消えたのかねぇ…?
ずっと人のせいにしてたけども。
せめてそれくらいわかってから消えて?
人のせいにするのは楽だからね。
そんな楽して消えないで。
自分を責めて呪って消えなさい。
まあポイされたものはどうでもいいとして。
お花畑が多すぎるわ…それで終わりだったら半分くらい。
後半がありまして、やはりあほの子がおりまして。
ただメインは前半のあほ王子と能無し妹ですから。
ここに他国のあほが関わるとか花畑って伝染するの?
病気?
マジで怖いんだけど。
あれを素で疑問もなく普通に思ってるんだとしたら。
恐怖レベルの狂人よね?(;゚Д゚)
近寄るな危険。
その前に速やかに処分。
・・・されたんだがな(;゚Д゚)
様々なお国の様々なあほぅを主人公様。
そのチートなあれやこれや・・・だけではなく。
ただ最愛を守るそれだけの為にオーバーキルを
連打していた気がします…愛が重い・・・
どう見てもヤンデ・・・がふごほげは
ま、まあ監禁はするな。
マジでな?
周りに突っ込み担当がいますし、前世の関係で
絶対にねーちゃんに使いっぱにされてただろう弟属性。
それを発揮して諫められる相手がいるので大丈夫。
というかなんというか本人が顔がどーのこーの関係なく
非常に残念属性ですので…深く知ったらだめでは。
だめでは?
私は面白いけど(笑)
どう見ても歩く漫才である。
彼らを見学してたらたぶん笑いが絶えない毎日に。
絶対になると思うんですよねー
きっとずっと辛かった悪役令嬢ちゃんとかその兄とか。
楽しくて幸せで嬉しくて。
笑顔の絶えない日常だと思いますわ( *´艸`)