ライトノベル「転生令嬢、結婚のすゝめ ～悪女が義妹の代わりに嫁いだなら～」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
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物語の始まりからはよくあるくそ妹系かなって思ったんです。
いわゆる中身腐った妹とそれを溺愛する両親。
そして一人家族に蔑まれる主人公…の図。
そして妹の代わりに評判の悪いとこへお嫁に行って
そこで幸せになる人生逆転ホームラン的な?
いやそれはそれ間違いないんです。
結果としては主人公は妹の代わりに問題ありの相手に
嫁ぎそしてそこでそこの問題を解決してしまい
結果相手にこれでもかと溺愛される。
そういう流れ。
で、逆にそれまでの悪行がばれて実家・・・主人公の
家族はそろって破滅…みたいな流れ。
にはなったのですが。
ゴミくそは両親だけですべての元凶だと思っていた妹は
実はただの被害者でした。
最後まで読んで…ああ、彼女もゴミくそにしてやられたと。
そういうことですね、わかります。
ああ、ゴミくそ両親はどうでもいいし、妹に取られた
ゴミくそ元婚約者はもう二度と日の目を見られませんし。
ざまーｗｗ
マジでウケるｗｗｗｗ
って感じです(笑)
なんというか、もうどう考えても言い訳できない感じで
なかなかに堂々としたゴミくそぶりだったので。
欠片も同情が沸かない所がいい感じです(笑)
(・∀・)ｲｲﾈ!!
逆に妹は…その存在そのものが最後に覆され、
そしてゴミくそのせいで命も落としてしまった。
幸せになりたかっただけ。
それは誰かを犠牲にして手に入れていいものではない。
そういう語りで締めくくるのがほとんどですが。
彼女の場合はそれがたぶんわからなかった。
わからないまま今の彼女を形作りそして命を落とした。
あのゴミくそ元婚約者がいらん事をしなかったら、たぶん
形はどうあれ彼女は主人公と一緒にいられ・・・るか?
正体からして一緒にいたらまずいのか・・・
食べるものが食べるものだからまずいのか。
どちみちさよならはするかもしれない。
でもそれでも生きていてくれればってのが
そこからですよね、生きていてなんぼ。
彼女は命を落とさなきゃならんかったのか。
そもそも彼女を家に迎え入れたのは両親ではないのか。
何を思ったのか引き取ったのは君らでは?
その責任をああなったとたんに妹にぶん投げて
いかにも自分は被害者ですって
うん、被害者面すんじゃねぇわ( *´艸｀)
もぐぞ。
みたいな(笑)
ちなみに異世界転生でありますが、別に乙女ゲームとか
そういう要素はありません。
ただ婚約破棄が発端でくそ妹みたいなのはいますけど。
ただ生まれ変わった世界が異世界だったみたいな。
主人公の転生チートとでも言いますか。
あからさまにすごい知識はないんですよ。
ただそこはファンタジーの力ってので無理やり叶えたって
感じはあるんですけど(笑)
まあ物語だからいいじゃないｗｗ
凄い設定を考えて作られた現世チートも好きですけど、
ふんわりしたチートもやりすぎてなければイイと思う。
たまに異世界チートを前面に出しすぎてまたこの流れか
毎回同じような異世界チート設定を何ページもぶっこんで
さすがに飽きましたわ…ってのも過去にありましたし。
やりすぎはよくない(笑)
飽きるｗｗ
まあ飽きさせない楽しませる文章を書ければ問題はないんですが。
あの作者さんは毎回同じパターンでひたすら主人公が
これこれこうやってこうやったんですよーって
説明が垂れ流しでまたかーいってなりましたらね。
これくらいの緩いのならいいんじゃなかろうかー
あととりあえず。
主人公は自分の設定?というか立ち位置があれだからって
頑な・・・頑固?全部?
それがひどすぎてヒーロー様が状況が変化して
全解決ではないけどひとまずの改善にはなったので。
主人公に向き合ったんですが、欠片も受け止めてない。
これ空振りぱねぇな?
まあ最初にお前なんてお呼びじゃねーよと宣言したのは彼ですし。
ですよねーってなっただけで。
それもまた本人の自業自得なので彼はひたすら頑張りました。
よろしい(笑)
報われてよかったです。
ぜひこれからも仲良くいて下さい。
分かり合う事が最後の一瞬しかできなかった義理の
いや妹の分まで一生懸命に生きてほしい。
まあ彼とその周りの人も主人公を激可愛がってる感じなので
平気かなって気はしますけどねｗｗ
溺愛はヒーローだけではない気がする…(笑)
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