ライトノベル「機械油と男爵令嬢 ~婚約破棄されて出会った侯爵様は私を必要としてくれるようです~」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
⇒機械油と男爵令嬢 ~婚約破棄されて出会った侯爵様は私を必要としてくれるようです~をチェックする
ジャンルとしては婚約破棄物ですかね。
ただ主人公はだいぶ個性的で男爵令嬢なんですが、
いわゆる機械整備女子(笑)と言ったらいいのか…
そういうちょい特殊能力というか技術モチなんですよ。
で、こういう変わったとりえがある子は大体が、
それを理解しないゴミくそ婚約者に婚約破棄されちゃうんですね。
まあ婚約破棄されたからこそヒーローとの出会いがある。
最後に彼が元婚約者を皮肉って言ったのもそれ。
お前が彼女と切れたから今があると。
なのに今更調子こいて出しゃばってんじゃねーぞ
(,,#゚Д゚)ゴルァ!!
って事ですね、わかります。
まあ実際に機械と戯れているとそのオイルの匂いが
染みついてしまうのは仕事柄仕方がない事です。
しかもこの元婚約者の家で彼女が油まみれになったのは、
この世界では魔法の力とからくりの力が両方存在した。
で、魔法の力が強いのなら自力のまほうだけでなんとかなる。
だけど元婚約者ははっきり言えばポンコツで
だからこそ彼女の機械の力が必要だったから、
彼の屋敷には多数存在しその整備を彼女がやっていた。
なのに馬鹿が追い出した。
結果としてオリジナル色の濃い装置を赤の他人が
初見で理解できるはずもなく、それをあほは整備の人の
技術不足と断じた。
馬鹿なのかな?
技術が広く公開されたものならそれを勉強した
技術者には扱いが出来るかもしれない。
でもそれは主人公のオリジナルだったから。
出来るわけがないんですぅ
そんな事もわかんねーからポンコツなのね。
せっかくそばにいた貴重な技術を自ら外に放り投げ、
他の人が拾い上げてしまったものを取り返しに行った。
しかも身分が自分より上なのに。
馬鹿なのかな?
元彼に絡まれた彼女を助けに来た時点で尻尾まいて
逃げればよかったのに、まるで自分の所有物みたいな
ガチふざけた認識で他の人をあてがうとか発現
なんというかマジで命いらんのか?
と、思う今日この頃。
まあ脳みそお花畑なんだろうな…お花畑ヒロインも
あれだけどお花畑な野郎も( ´Α`)ウゼーな?
この手の貴族世界に男女差は大きく存在するので、
女のお花畑はそこまで外部に影響ないかもしれんが、
野郎は地位によっては他人が迷惑をこうむるので
頭の悪いバカ男はもう生きてるのが迷惑なんですけどー
実際に主人公は男爵令嬢でしかないので、
彼が無理やり連れて行けばなんとでもなるのですが。
彼女のそばにいたのが奴よりも上だったので。
引けよ、と。
常識的に考えて引けよ逃げろよ死にたいのか?
と、普通に思って自殺願望ありだったのか…と
心底蔑みましたけど←ひどい
まあなかなかの三下ぶりでございました。
(・∀・)イイネ!!←本当にひどい
ボリューム的にはそこまで長くもないのでエピソードも
短めで盛り上げるにはちょい少ない?
そこまで右往左往もなくなんかまとまる感じなのね?
みたいな。
というか、主人公が気づいていないだけで、最初から
囲まれていたのですね…(笑)
っていうね。
対応が好意的なのは確かにありましたが。
彼にも事情があり、彼女がそばにいるのが最適で、
そういうのだけでなく積み重なってなんたらっていう
熱がないっていうか。
最初からそうでしたって話。
なので微妙に盛り上がりはない…かな
うん、短編だから平和ですね。
絶対的権力の王様も近いしねぇ…
なんか微妙にテンポの外した旧型ロボット君は
なかなかにいい味を出していると思われます。
せっかくいるんだからもっとあれこれ活躍する長編でも
面白かったんじゃないかなって…
二人の関係がもうちょっと複雑で積み重なったりずれたり
そういう展開もありだろうなーと
キャラ的には好きな方向性の人たちだったので。
これでちょい山とか谷とか織り込んで盛り上がったら
かなり面白いんじゃないかなって…思ったりしました
はい。
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