ライトノベル「聖女様は悩ましい」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
とある男爵家には三姉妹がいて悪役令嬢顔の姉に
よく見れば美人の影の薄い二女、そして自称極案ヒロイン
末っ子に妹。
いやこれ本人らの設定なので誰が言ってるわけでも事実でもない。
そんな非常にゆるい田舎の男爵令嬢がうっかり聖女に。
しかも託宣から聖女認定を受けに行ったらまさかの全員。
三人とも得意技(笑)が違えどどれも聖女だったのである。
そして三人共にやる気がないのでどうぞどうぞの譲り合い！
そこに王子の婚約者役までぷっこんで来られては
全力でご辞退申し上げたいで候的な?
まあ逃げられないけどね！って物語である(意味不明)
自分で書いててこれでいいのかあらすじっ！て感じの内容。
でもそんなに逸脱はしてないと思うのです。
ド田舎の平凡なご令嬢がなぜかいきなり聖女にのし上げられ、
なんだかんだとトラブルを乗り越えつつ幸せになるという。
べたなんだが何かおかしい物語。
まあ一番おかしいのは主人公らの性格っていうかノリかな。
聖女なのだが聖女らしからぬ態度というか口が悪い(笑)
悪役令嬢的ないじめっ子が来ても欠片も響かないｗｗ
逆に頑張ってやっちまえと奮起してきた彼女らが
非常に不憫になるレベル…がんばっ！
しかも結果的にお友達になった感じなんだが。
何がどうなったお前ら。
まあいいけど。
破天荒なだいぶ方向性がおかしい姉妹がおかしい感じに
聖女を務め、そこにちょっかいかけてきたお隣さん。
それを手引きしたのが第一王子の婚約者一家。
そろって表舞台からさよーならである。
主人公が美人メロメロになってた婚約者がなぜか
最終的に表舞台から脱落したのであるなんでよｗｗ
あれか、ちやほやされたかったのか。
でも本人も言ってたけどなりたくてなったわけではない。
ならなくてもいいならその方が楽…がふごほげは
決して彼女は自堕落ではないが正直王族がどうとか
王子妃がどうとかめんどくさい事この上なかろうか。
はっきり言えばお近づきに欠片もなりたくない。
めんどくせぇ
というのが本音であるのだが。
結果的には次女ちゃんは完全に王子にロックオンされ
もはや逃げようがない状態に…(笑)
どんまいｗｗ
没落どんまいな第一王子の元婚約者はいわゆる
そうなるべく育てられた完成された令嬢で。
前もっていろいろと準備されているのだから、
そういう立場になるのも当たり前でそれを考えて
それまでの道筋を作られ今に至る。
でも主人公らはそれがないの。
だっていわゆる貧乏貴族だから(笑)
中枢に関わるつもりもなければそもそも必要もない。
そのまんま中央の偉い人～?
そうなんだーぐらいの勢い。
知らないでそのまま一生を過ごすはずのすごい人が
マジかにいる・・・・幸運ではなく不幸(笑)
少なくとも主人公にとっては幸運ではなかったｗｗ
いきなり王子様の婚約者に～♪って喜べるのは
頭の悪い現実が見えてないお花畑ヒロインぐらいだ。
現実を考えたらくっそめんどくさいやんけ。
はっきり言って上位貴族も面倒だが、王族なんて
触るな寄るなこっち見んな！の三拍子である。
なんでこうなった感がパネェ
物の言いざまが現代っ子のノリみたいだったけど
別に転生者とかそういうのはない。
素だった模様。
天然で面白かったｗｗ
あと長女が超つえぇー
旦那予定の婚約者も騎士で強いんですが、それに並ぶ強さ。
最後では無事夫婦になりますが、なぜか王宮に出て
要人警護の騎士になってます。
二人とも(笑)
なんでこうなったｗｗ
つまり聖女で子爵夫人で騎士。
三足わらじぱねぇ
どんな勤務状況だよ！
ブラック半端なしｍ9っ｀Д´) ﾋﾞｼｯ!!
考え直せー！
向上を要求する(笑)
そんな世界や。
ちなみに自称極悪ヒロインの妹ちゃんはこれまた
半端ない怠けものなんですが。
手のひらころころの旦那に捕まり働かされている。
良しっ
主人公も言っていたあれを上手く働かせる相手を。
いい相手ではありませんかね。
外面はよく優しいけど中は完全にブラックですね。
あと第一王子も純黒ですね何それ怖い。
生贄になったのは主人公に対して悪役令嬢的な
接触をして負けて逃げてったご令嬢。
・・・・・・・・・頑張れ(笑)
相手はだいぶ質が悪いぞ。
私なら絶対に隣の国レベルで近づくなって感じだぞ。
それ考えたら第二王子でよかったのでは。
まあ本人は嫌がってたけどな。
出来れば平凡な普通の結婚がよかったのにって。
ただ嫌がってる理由の大きく締めるものが
イケメン過ぎてマジ勘弁。
これなのでまあ・・・・頑張れ。
いつか慣れるといいね(笑)
美人は三日で飽きる。
ならばイケメンは三日で慣れるのだろうか…どうかなー
それってつまり貴方が彼を好きなだけでは?
などと（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ思うおばちゃんなのでございます。
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ