ライトノベル「前略母上様 わたくしこの度異世界転生いたしまして、悪役令嬢になりました」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
⇒前略母上様 わたくしこの度異世界転生いたしまして、悪役令嬢になりましたをチェックする
いわゆるオーソドックスな異世界転生物で悪役令嬢物で婚約破棄です(笑)
うん、トリプルクリアしておりますね(笑)←何がだ
主人公は前世で事故で子供をかばって亡くなったお嬢さんです。
ただちょっと身の上が特殊っていうか、独特っていうか日本の伝統文学の
古いお家って感じかなぁ…舞踊の。
日本舞踊?
主人公の両親のうち父親は早くに亡くし、母親が精いっぱい育ててくれた。
そんな母親に対しての主人公の愛情はとても深い。
しかし何の因果か元々主人公は不治の病で寿命が長くはなかった。
そんな中で子供が危ないのに気づきとっさにかばって亡くなった…という展開。
一人残してしまった母親のことを深く想う。
たぶんお嬢様だったんじゃないっすかね。
なんともはや( ﾟдﾟ)ﾊｯ!と我に返って異世界転生を認識したらなんとも
風変わりな主人公の出来上がりですわｗｗ
と言っても元々悪役令嬢のゴミカス女とかではなくて、ただの人見知りっこ。
家族にすら人見知りを発動しているという落ちです。
ただ通常の家族より貴族の方が凍り付いた家族関係ってありえなくもないので、
それなんかなって思ってたら主人公の元人格?非常なコミュ力欠落で(笑)
それに気を使って家族は主人公に一歩距離を置いていただけなんですけど、
それが主人公には全然伝わっておらず彼らから愛されてはいないのね、と。
いや異世界転生を認識して初の家族との顔合わせがなんというか
家族構成が父・母・兄二人なんですけど。
うん、これ砂糖とハチミツと多種多様な甘みを煮詰めてぶっかけ状態?
甘すぎ注意ってやつではなかろうか。
あと腹黒な?
父親とか兄はわかるけど、たぶん一番怖いのは母親で次点が長男。
というか母似の長男って感じですかねこっわ。
どうしてまたこのかけすぎ注意の溺愛が全く通じていないのか。
いらん遠慮が誤解を招いたんですかね、たぶん。
まあ主人公が主人公として覚醒したために人見知りではなくなりまして。
前世も合わさり人見知りっこ・・・よりはしっかりしてるかもしれませんが
別の意味で非常にヤベー物になった気がします。
特に彼女付きのお兄さんが非常に大変そうですがどんまい(笑)
ちなみに主人公の相手は彼ではないんですが私はどっちかというと
本来の相手より彼推しですかね(笑)
ええ、私は基本的に物語とか作品の王道をあまり推しませんので
マゾではないけどいばらの道を行く気がする…だって好みがそうなんだもん。
あー・・・なんだ、そっちかよ。
と思った私を許してください(笑)
いや嫌いでもないけどキャラとして独り立ちしすぎていたのはあの兄さんでは?
あの兄ちゃん脇のわりに目立ちすぎだと思いますわ(笑)
相手かと思ったヨ
物語としてはヒロイン立ち位置がいてそれもまた異世界転生者。
知識を使いヒロインとしての自分の幸せを求めて立ち回る…のですが。
うっかり悪役令嬢が真人間になったというか元々悪役としては非常に
弱い人見知りですけど、人見知りゆえに表情とか態度とかで
誤解を積み重ねていくタイプだったんですよ。
何か言わなきゃと思ったけど言えなかったとかにらんでるように見えるとかね。
そういうのが積み重なって結果ヒロインのいいようにいくんでしょうか。
それがなくなってしまい話が進まなくなってしまいました。
が、主人公がなこれまたきっかいな性格をしてまして。
婚約者の王子とヒロインがラブラブなのを悪役令嬢として後押しします！
みたいな宣言をいたしまして。
うん、向いてないから無理すんな?という周りの声は届かない。
いやダメだあれは、確実に無理だな。
悪役って悪役なりのいろいろ持ち合わせるべきものがあるはずだが
それが欠片もないんだもん忠の美少女である(笑)
うまく進まない攻略焦るヒロイン。
それゆえに対立…してたのはヒロインだけだが(笑)
ほら悪役令嬢もどきは非常なぽやぽやさんなので。
どんだけいきり立って怒鳴り込んでも嫌味を言っても通じないんだもん。
王子の当て馬ゴミカス野郎もいろいろな嫌味とか言うんだけど
通じてないぜお前ｗｗｗ
( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼
当て馬王子の唯一の武器の嫌味すらかすりもしねぇ
お前何で生きてんの?ってなるレベルで非常に滑ってました。
可哀想(笑)
ただこの王子・・・かなり進まないとその認識のままですが、
最後の方ではちょっと認識が変わります。
よくある悪役令嬢側とその相手ＶＳお花畑ヒロインと主人公の婚約者
ではなくなったんですよね。
まあこれも非常にドタバタと第三者の介入っていうか。
いや彼らの関係に直接入ったわけではないから介入とは言わんか。
たんにその第三者がこの国に来たことに寄って状況が変わりああなった?
あと主人公がヒロイン落とした事かな(笑)
ヒロインかなり抗ってはいたんですけど、悪役令嬢の攻撃力が非常に高く
その天然な魅力になすすべ無しって感じですかね。
あと元々のきっかけが二人をハッピーエンドにして、自分は婚約破棄され
貴族でなく平民になりカミングアウト的な目的があったのです。
それを止めたいのは当たり前ですが家族他・・・新たに出てきた王子様。
最初は王子として出てきたわけじゃないんですが。
うん、こいつ絶対にやんごとなき立ち位置だろう?
と思ってそういや第一王子どこいったってなりまして。
お前かーい！ってなりました(笑)
私基本的にあまり覚えていないので最後に実はって言われて
え?そんなのいたっけ?という作者が頑張って伏線ばらまいてるのに
それに欠片も気づかないのが私です
すみません＿|￣|○
ガチで気づかないんです天然です悪意はない(笑)
あほなだけだ！！
そんな私が珍しく気づきましたからね！えっへん！！
ただ私はその皇子がどうでもよかったんで←ひどい
そうなんだー(´・∀・｀)ﾍｰな感じでだいぶするーでした
まあ公爵令嬢の主人公とその婚約者の王子。
その王子に横恋慕する男爵令嬢だったっけ?
それだけだとちょっといい感じに済むには要素が足らないからこその
もう一人の王子だったんでしょうけど。
だからこそのあのラスト
でも私はあのお付きのお兄さんが面白かったので、バカ王子もあほ女も
へたれ王子も割と興味が薄かったので公爵一家が総スルーして
全捨てして王国があれあれになってもたぶん気にしないと思います(笑)
いやあれはあれでいい終わりだと思いましたけど私があの
お兄さんを気に入りすぎたんだと思います自由すぎて(笑)
主人公との掛け合いの相性も抜群だったしな。
あの王子いります?←ひどい
前世の主人公の特技を絡めるために日本そっくりな国が絡んできて
その国に対して実はその皇子様も絡んでいて気が付けばうねうね
結構七メンドクサイ感じになっておりましたが主人公の身の上を生かすには
抜群な環境ではあったと思います。
盛りました感もすごかったけどな(笑)
そう都合が重なりますかね的な奴ですねいいんです物語だから(笑)
あのお兄さんの存在感がもう少し薄かったら私も王子応援したんですけど、
ちょっと私にとってはあの王子の存在感が・・・
うん、これ好みの問題やな(笑)
とりあえず。
真面目か！！ｍ9っ｀Д´) ﾋﾞｼｯ!!
主人公が天然ポヤポヤでたまに言葉が通じてないのでまあいいのか。
ある意味いいバランスなのかもしれん。
が、私はそっちは推さない(笑)
でも最後の手紙の話はとてもすてきだと思いましたー
でも一押しはあっち(笑)←まだいう
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