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人生3度目の悪役姫は物語からの退場を希望するを読んだ感想【ネタバレあり】

ライトノベル人生3度目の悪役姫は物語からの退場を希望する」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。

 ⇒人生3度目の悪役姫は物語からの退場を希望するをチェックする

うん?
ジャンル分け難しいなぁ…異世界転生でありやり直しであり、
悪役令嬢であるけど結果としてはただの溺愛物である。

終了!←終わるな

えーとですね、一応乙女ゲームだかラノべだかの
異世界転生という話なんですよね、主人公は。

ただし。
タイトル通り今回が3度目の人生で、二度目が日本人。
日本人の時にめっちゃハマっていた作品の悪役令嬢に
この度転生した主人公だが。

日本人に転生する前は同じ人物だったのである。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

1度目は悪役令嬢で王子にフラれ破滅

2度目は日本人としてこの作品を見てヒロインら推し

3度目で再び悪役令嬢として覚醒する←今ここ

つまり。
つまりだ。

彼女はすでにこの悪役令嬢として生き、悪役令嬢としての
振る舞いをしてヒロインとヒーローに断罪されて乙。

という人生を経験しているのである。
しかも。

その上で何があれかって一個前の前世がたぶんオタク(笑)
この悪役令嬢やヒロイン、ヒーローが活躍する
作品をめっちゃ好きで推しまくり

ヒーロー×ヒロインガチ推し勢だったのである。

だからこそ主人公は…諦めた。
早々に諦めてしまった。

ヒーローはヒロインのものだから自分を見てくれる事はない。
だってそういう物語だから。

だからその物語から自分はさっくり撤退する。
そして今度こそ幸せになる、と。

そんな彼女の幸せにはヒーローもヒロインも必要ない。
自分は前は気づかなかった家族の暖かな愛に
今はもう気づいていて盲目な愛は捨てたから。

まあ捨てたつもりなんですけど(´・ω・)(・ω・`)ネー
じゃないとお話の最中に何度も何度も

あれはそういう建前によるヒーローの対応で合って、
そこに自分への気持ちなんて欠片もないんだよ、と。

それはもう何度も何度も何十回も言い聞かせたりしねぇ
言い聞かせないと心揺れる自分を律せなかったから。

彼女は必死だったのだ。
かつて大好きだった人はまだ大好きな人だったから。

現在進行形で。
だからこそ大好きだからこそ自分はとっとと舞台から降りる。

彼の幸せの邪魔にしかならない自分はここに必要ない。
そう信じて。

そういう土台があったから。
そういう決心が彼女の中にあったから、初回とは違う態度。

初めからこの物語の舞台から降りると決めていた主人公に
うっかり興味を抱いたヒーローこと皇太子。

なんというか。
いろいろと難儀やね?

主人公が初っ端から断固拒否、わたくしとっととずらかる。
お前ら(ヒーローは先の事は知らない)勝手にラブラブしなよ。

という精神で巨大で分厚い壁を構築していたので。
それを崩すことがガチで難しく。

懸命に近寄っても (・∀・)カエレ!!ってされるという。
なんかだんだん可哀想になってきたよ…

面白がっていた彼の取り巻き…じゃなくて侍従関係?
なんかもう面白いけど不憫な感じに(笑)

それぐらい主人公が鉄壁のガードをヒーローに向けて、
将来それはもう非常に可愛らしく素直で一生懸命で

天使のような運命の相手が現れるから。

私には構わないで~を貫き通され。
なんかもうボロカスじゃないですかー(笑)

まあそもそもさぁ。
妻がいるのに異世界転移してきたヒロインにうつつを抜かし、
あげく処刑するようなヒーロー私だってガチで願い下げ。

マジで今すぐ●ねやとか思ってますけど(笑)

世の中はね男だけの世界ではなく、自分の思い通りに
進むと思ってんじゃねーぞゴミカスが…と

思ってたりはしたんですけど(笑)

そういうヒーローが別の作品でいたのでガチで私
そいつ嫌悪しましてね・・・ヒーローが嫌われたら

終了のお知らせじゃないですかーやだー

こいつもか?
と、思ってたんですよ。

だが、ちょっと違うね。
主人公の意識が変わりそこに日本人の意識が入り、
第三者としての視点が加わり…まあそれはほら

作品のファンとしてガチ推し勢としてのミーハー心?
それが働いているので一回目のような盲目さがない。

マンガとか二次元ならそれ当たり前なんだけど。
アイドルとか本物がいるじゃん?

でもガチのオタクってそこに近づきたいと思うタイプと
思わないタイプがいるんですよ。

遠くから愛でたいとか推したいとかね。
もう次元が違い過ぎて自分が近づくとかおこがましい。

うん、無理。
マジで無理。

遠くから眺めるのが一番平和で幸せよね。
ってタイプ。

主人公は前世こんなタイプだったんだろう。
イケメン耐性は高くはなかったらしい。

あれは遠くから目の保養とか思うのが平和であり、
近場にいるものではない…と私も思う。

私は平凡がいいのだ(笑)
わかるーww

自分は物語から退場してガチ推しカップルが幸せに
ラブラブ生活を送ってくれればそれだけで。

という派閥か。

これが本当に日本からの転生者ならそうなった。
だけど元はこの悪役令嬢そのものだったのだ。

そこには確かに彼への気持ちがあった。
ただそこに本当の恋心は薄くどっちかというと、
自分の理想とする王子に対しての恋に恋する

ふわっふわした夢見る夢子ちゃんだったのだ。
と、主人公が自己分析していた(笑)

冷静か。

だから彼の表向きの姿しか見ていなくて。
彼がどう考えてどう動いて何をどう動かして。

そしてどうして自分を切り捨てたか。
彼は万能ではなかった。

努力型の普通の人だったのだ。
それなのに皇太子として立ち、立ちはだかるあれこれと
戦ってそしてまだまだ不安定な立ち位置を

盤石なものとするために転移してきた聖女と
結婚するという選択が必要だったのだ。

まあそこにラブはあったのかもしれんが。

主人公は悪役令嬢としてのスキルがあったのだが、
諸事情によりそれを1回目は使わなかった。

むしろ隠した。
隠す理由があったから。

それで結果命を落とした。

3回目、彼女は彼と離れるためにその為に隠していた力。
それを発揮したのだが…そのせいで有能認定され

なおかつ彼の興味をガンガンに惹いてしまった(笑)
(-ω-;)ウーン

世の中難しいでござる。

立場の厳しい時期国王が、自分の立ち位置を固めて
自分の地位を確立するために必要なもの。

それをヒロインを待つことなく主人公が提供してしまった。

うん、主人公はねそれをする事で自分不要になるから。
だからとっとと離婚しましょって流れにするつもりだった。

だがな。
ヒーローは君に。

主人公に興味とそして執着を持ってしまった。
ド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!

後の祭りである。

もちろんそこから始まったはずのその執着が。
いつの間にかヒーローは主人公への深い愛情に育ててしまい。

どう見ても逃げられないかんじになってたのである。
気づいてないのは主人公だけだが。

もう初回のトラウマとか罪の意識とかもろもろの要素が
主人公をがんじがらめにしてしまい。

本来ならちょっと素直になるとまとまるのだけど。
そしたらお話終わっちゃうから(笑)

拗らせましたね…君ら。

って感じにww
本気で拗らせに拗らせてしまい離縁数秒前でしたわー

主人公の力業による撤回で事なきを得ましたが。
ヒーローガチで賭けに出すぎである。

まあ言いくるめる自信があったようだがな(笑)
さすが腹黒。

まあ素直な輩がトップ張れるわけがない。
せっかく主人公がぽろぽろと前世の知識の漏洩で

自分を揺るがすあれこれを一気に退治できたんだから。
まあ物語はちゃんとその通りに進み。

ヒロインが登場したことでまたこじれたのだが(;゚Д゚)
君ら…

拗らせすぎのジレジレカップルである。

で、登場したヒロインだけど。
これまたガチのオタクであった(笑)

シンパシーが通じたのだろうか。
悪役令嬢とヒロインがガチの親友になってしまい、

そこに嫉妬するヒーロー…どうしようもないな。
主人公に欠片も通じてないのが痛すぎる。

ヒロインが物語通りに登場したことで、自分の解釈で
物語の通り自分は必要ないんだと。

思い込んでしまったのだが不運な偶然によるものよ。
作為を感じるレベルで君ら運がない。

作者に容赦がない(笑)

がんばれ。
負けるな二人とも。

ここ乗り越えなければラブラブはねぇ!
みたいな。

ただ拗らせっぷりがほら前世2回分なので。
なかなかに難しいわなぁ…自己否定ぱねぇし

そこに主人公ラブの彼女の家族まで巻き込んで
それはもうギリッギリの崖っぷちで無事生還。

おかしいな、スタンピードの方が大変なのでは?
なんで二人の問題の方が大惨事なのよ?

周りもびっくりだよ。

物語が進む中でそもそもの問題が。
なぜ主人公は今3回目なのか。

まさかの彼女の相棒の仕業でまさかの正体であった。
彼女とはもう二度と会えない事になったけど。

それでも彼女はずっとずっと主人公のそばで。
幸せに笑っている主人公を見守って満足そうにしている。

そもそもの原因お前か!!みたいなオチでした(笑)

主人公はもう物語からの退場は望まない。
隣に彼がいるのだから。

あぁあぁぁぁぁぁー!!
よかったー!!よかったよぅ!!

ヒロインもいい子だった。
ただのオタクだった(笑)

主人公…悪役令嬢ガチ推しになっていた(笑)
そこで主人公大好きの旦那とガチで対決するやつ。

いやお前ら本来ならな・・・
でもよく考えたら異世界に来てしまった女の子。

帰りたいって思うよね。
それは迎えた側だから気づかなかっただけ。

王子様と幸せに暮らしました。
必ずしもそうなるとは限らない。

向こうに帰りたくない理由がある子ならともかく。
オタクはなオタク活動に命かけてるんでそれが出来ない
異世界に用はないらしい(笑)

ないな?

彼女が帰る事、そして主人公の短命が解消されたこと。
これは今までの彼女が積み重ねてそして掴んだ

この人生だからこそだと思う。
だって物語から撤退してそのままなら短命だったろうし。

もちろん主人公はヒーローとヒロインがしあわせなら
その後の自分の命が永井の短いの気にしないと思うけど。

いやはや。
大団円すーばらしーい

どう持っていくのかなって思ってたけど非常に満足。
面白かったー!!

主に主人公の破天荒さと型破りっぷりとヒーローの苦労が(笑)
いやあれは第三者としてはメシウマですよねww

 ⇒人生3度目の悪役姫は物語からの退場を希望するをチェックする

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