ライトノベル「アガパンサスの蕾」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。
なんでしょうかね・・・もう少しまともかと思ってたら、
思った以上にヒーローがポンコツだったわ(笑)
なんだこのへたれ。
まあ外側からはそう見えなくても実際は女性が男性を
尻に敷いてた方が平和なんだよなぁ…(笑)
もちろん逆でもいいんだけど。
肉体的現実の作りから考えて力づくってのもあるからなぁ
女性が強いとそういうのが発生しづらいから…
まあ窮鼠猫噛んじゃうかもしんないけど。
ここは主人公が強者になりました。
いや結果的に強者になったんだけど、母親と父親を見ていたら
これはもしや血のせいもあるのか?と思わなくも…
オカン強い。
オトン弱い。
貴族社会の一員にしては珍しく親子関係が濃密で。
濃密すぎて不敬が過ぎるww
国のトップからいくつか下ったぐらいの上位に位置する
宰相にその態度はいかがなものかと思うんですけど。
まあ本人が気にしてないからいいのか。
いいのか?
主人公が弱弱しそうでいて実はしなやかでむしろ強か。
もちろん物理で来られると無理なんだけど。
精神的に非常に強く強情で頑な(笑)
でも相手の事をきちんと考えられる気遣える人だから
そういう意味でもカラ廻った感じがします。
うん、ヒーローはあほやんな?( *´艸`)
頭がいい奴は専門分野以外はポンコツなんだね。
を体現しているヒーローだったわ(笑)
それを可愛いとか思っていそうな主人公。
付ける薬がありませんよ。
あとポンコツヒーローの周りの人が生暖かく優しい
場所だったからヒーローはそのまま転落することなく
とどまってなんとか主人公を捕まえた感じ。
じゃなかったら一人崖から転落ですね、あれ。
自業自得ですね。
誰かの腕の中で笑っている主人公を見る羽目になるやつ。
残念過ぎるイケメン。
張りぼて感が凄い←ぼろくそ
だいぶポンコツでしたが最後は頑張って頑張って
踏みとどまりました。
えらい、えらい。
じゃなかったら下手するとそのまますれ違いで
スリーアウトチェンジ。
もしくは相手が自らご遠慮して離れてしまい、焦ったころには
誰かほかの人がそばにいる感じになってるかも。
始まりの時の主人公は冴えずに誰もいなかったですが、
皮肉な事にヒーローのせいで城に出勤(笑)していたために
当たり前ですが周りに彼女を認識するものが増え、
その評価が少しずつ上がっていった。
ぱっと見の華やかさはなくても、日々の生活を共にいるのは
そんなものはなにも役に立たないんですよ。
むしろそこしかない人はたぶんイベント時だけ一緒に
いるぐらいの仮面夫婦になりかねませんし。
一緒にいて苦痛にならないほっとするそんなタイプの主人公。
過労死が常に背中にいそうなヒーローにぴったりだな。
しかし主人公が結婚して退職したらあの職場はまた
腐海の地になってないんだろうか…
イキロ(笑)
というか主人公もいっぱいいっぱいでから回って滑ってるが
はっきり言って子供の延長である。
ご令嬢である。
ずっと働いていたいい大人のヒーローが中身子供だった
だけよねーあれ。
がんばれ。
最後まで一人から回っていたけれども。
ありゃ治らないな。
というか、主人公が相手の時だけ治らない病気みたいなものか。
一生に尻に敷かれていなさいww