アフィリエイト広告を利用しています

猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~を読んだ感想【ネタバレあり】

ライトノベル猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~」を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してください。

 ⇒猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~をチェックする

猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~のあらすじ

とある国の王女が自分の寿命を知り、絶望する暇もなく肉の為に奔走する。
この国の未来を託す相手を強引に夫とし、その地位に据え何も伝えることなく
彼女はそのまま世界から消えていくつもりだった。

しかしそれを否とする存在が彼女を現世に引き留め、彼女の願いのまま魂は
その姿をネコと変えてかつて自分が納めた国を眺めてやはり消えるつもりだった。

しかしちょっとした心残りで元の城に戻った所自分がいなくなって清々しているはずの
元旦那や自分がいなくなった後も前を向いて生きるはずの元侍女が・・・

非常なこの後ろ向き下手すると暗黒を背負っているのを見て
結局表向きは非道な女王を偽装していた優しい彼女はほっとけず城にとどまると…

気づけばなぜか欠片も関わらなかった元夫が溺愛してくるのですけども…?
猫の姿だからか…?と誤解してすれ違ってすったもんだする物語(説明になってる?)

猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~の感想

主人公可愛い。めっちゃ可愛い…これはやばい。
ヒーローがどうしようもなく生きている(辛うじて生きてはいるのだがな)間は
彼に伝えられることが決してなかった彼女の本心を彼女が気づかないまま

知ってしまい悶える姿…わからなくもない
ツンデレのデレがツンが長いとさらに攻撃力ますよね…わかるー

しかも自分がいなくなった後に国を任せられる人物として他の誰よりも信頼されて
後を託されたわけですよ…自分という存在を無視され続けたと思っていた彼は

その真意を知ってしまってもうどうすれば…後悔すればいいのか謝罪すればいいのか
しかしそれはなぁ…仕方ないと思うのよね。

彼女はガチで彼には何も伝えてこなかった。
彼女の悪評は…ただ彼女のパパのせい。

そいつはガチでくずでしたからね!
彼女が短命になったのは実はそのお父さんが自分の命を守る為に寿命食われた?

その辺の説明はなかった気がするので仕組みはわからんのですが。
父親はくずでデブでその食生活とか生活態度で病気になって短命だった。

それでももっと早くに命を落とすはずなのに彼女の命を削ってそれでも生きていた。
賄えなくて屑は命を落とし唯一の跡取りの彼女が国のトップに立ったものの、

奴に搾取された寿命は本当に残りわずかだった。
しかし彼女は絶望に打ちひしがれて現実を逃避したりすることはなく、むしろ
そんな暇すらないと様々な一部の人の協力を得て国の立て直しに奔走。

王家に連なるそれでも今の王家とは違う血を持つヒーローにその後を任すため、
何も言わずに強引に王配としてその地位に据え、知らず教育し

自分がいなくなった後困らないように尽力した。
彼には欠片も伝えなかったのだからわからなくても仕方なくね?

彼が何かおかしいと気づいたのは彼女が亡くなった…訳ではなく意識不明になってから
いや死んだらお話が終わってしまうわ。

魔術師の尽力により寿命が尽きるはずの彼女は体と魂を切り離した。
彼女の命を蝕んだのはその魂が傷ついてそれに引きずられて体も朽ちるから。

切り離して魂と体それぞれをいやす。
いやせる力を持った存在を見つける事が出来たから。

しかし彼女はそれを拒否した。
なにせそれは偽って冷遇していた元旦那だったからである。

今更助けてとは彼女は言わない。
もう自分の引き際は自分で決めてしまっていたからだ。

引き離した魂は彼女の望んだ猫の姿に変わり街を彷徨っていた。
自分の体はすでに命がないと思っているものだから、さっさと元旦那が王になり
さくっと再婚して伴侶を得て幸せになればいいのになぜか何も起きない

主人公おこで城に忍び込む…なんせ猫ですし

そしたら運悪く元旦那にとっ捕まえられるわけですわ(笑)
そして猫なので。

撫でられご飯を与えられ暖かで平和な寝床に陥落する主人公。
よわっ(笑)

まあそれまで恵まれた環境で…いやあれ恵まれてるか?
一人でよその国とか商人とか・・・戦い続けてたんやで?

屑な父親が言うがままに商人に騙されて金をむしり取られて国庫は火の車。
それを何とかするために彼女は知恵を絞ったのだ。

むしろしんどい気がする…しかも体は蝕まれて意識がなくなる寸前はマジで
木の枝みたいな体になってたらしいからな…食べられなかったんじゃないか

それを初めて彼女の危篤を耳にした彼が駆け付けた時に初めて目にする。
それから彼女が残したメッセージ・・・遺書とかな。

あちらこちらで様々な彼女の本心・・・何をしていたのかが伝わる。
それを伝えるのが彼女の本来の姿を知っていた人たち。

ヒーローは一番彼女に近い存在であるはずなのに一番遠かったから。

何も知らなかったのだ、彼女の真実を欠片も。
いやそれは気に止むでしょう…

いなくなったから好きにやっちゃうぜーって元が屑でないとならないと思う
主人公・・・人選ミスです…彼はまじめすぎると思いますわ?

彼女の唯一の侍女も暗黒面に片足突っ込みかけておられるので。
そのままさようならが出来ない…あれは放置したらまずいわ(笑)

あと彼女は何を目指しているのかね…?
姫抱っこが出来るようになってどーすんだ・・・いやまあとっさに

抱えて逃げられる侍女は悪くはないのか…いやでもどうなの←動揺
それぐらいちょっとおかしい子だったわ(笑)

ただあれは崇拝では・・・
ん?いいのか?いいのかしら・・・?

猫の姿になって言葉が通じなくて伝えられないジレンマを抱えつつ、
それでものんきに過ごしていた主人公。

実は向こうに正体が知られていて、ヒーローに限り自分の意思が全部
伝わってるとか思っても見ないのでそれに気づいて悶絶。

そうよね・・・ヒーローが思わず悶絶して可愛すぎて無理とか呟くのを
どれだけ猫が可愛いのかと斜め上に思っていたわけで。

言葉が通じないと思ってるから偽ることなく本心を口にしていたのが
全部全部伝わってるだなんて思わんわなー

テラカワユス
いやマジで。

分かるヒーロー悶絶ものよね?わかるわー(笑)

すったもんだの末に最後に当て馬が登場するんですが、斜め上のやらかしの
理由が語られた日にはマジで引くわ・・・もう駆逐しろ?

怖いしー

まあヒーローがガチで目を光らせているので大丈夫か・・・
でもあいつも侍女とは違う位置から主人公を崇拝してる気がする。

違う怖さ(笑)
命は助かったけど王位は退いた主人公。

そのままさようならするつもりだったがヒーローにたぶんガチで頼まれたんだろう
いやもうそうですよね、わかるー

あれだけ自分に対してもう可愛くてかわいくて可愛くてしょーがないよねー
逃がせるか、と。

必死に押しとどめてなんとか王妃になってもらったらしい。
よかったな(笑)

ずっと王として様々なものと戦ってきた彼女をそれらから解放し、
今度は自分がその位置に立つのも彼は全く気にしない。

その立場をわかっている彼女がその上で支えてくれるから。
彼は彼女を支えてなかったからね…それを拒んだのは主人公だが。

末永く幸せに。
いやもうマジで主人公泣かしたらヒーローガチで呪うぞ(笑)

 ⇒猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~をチェックする

コメントを残す