メシマズ狂想曲という本を読んだ感想文です。
普通にネタバレありなので注意してください。
このメシマズ狂想曲を一言で言うなら・・・
この人、最強の鈍感キングや・・・( ゚д゚)ポカーン
ですかね(笑)
メシマズ狂想曲とは?
メシマズ狂想曲とは居酒屋ぼったくりと同じ作者さんが書かれた
ライトノベル・・・になるんですかね・・・。
小説というにはライトですし。
読みやすいのでこのシリーズは元々活字を好まない私の
非常なリハビリ担当になってます(;´Д`)
もうこの作品を一言で言い表すなら・・・
「なんだこの鈍ちん野朗(女性だが)」
って感じ?(笑)
やーもうなんていうか、最初から最後までそれしかない。
それしかないんだよ、お嬢さん!!!
あ、私より年下なのでお嬢さん呼びです←不要な情報
愛読書の居酒屋ぼったくりと違ってこれは一冊読みきりです。
さらっと読めるのでさらっと読んでしまいました・・・!
買ってちょっとだけと思ったら・・・その日のうちに
読みきってしまう罠・・・!!!
なんて恐ろしい。
というか、なんて我慢のきかない子なんだσ(`ε´) オレ
と、思いました(笑)
なんていうか・・・主人公の行く末が心配すぎて( ゚,_・・゚)ブブブッ
最初読み進めているうちは気づかなかったのです。
なにせ私も鈍ちん野朗(一応性別女だと思いますが)の自信があるので。
いわゆる物語の伏線とか作者が拾って欲しい情報を
まるっと拾わず突っ走ってしまう事もしばし。
そんな私ですが。
アレェ・・・?
主人公・・・実はモテてないか?と。
気のせいかなぁ・・・と思ったんですけどね。
主人公の滝田和紗さんは34歳の独身でバリバリの
キャリアウーマンの・・・本人曰く女性の幸せをつかみ損ねた・・・
いや、攫みたくないわけでもないし、
一緒に攫みたいと思う相手もいるわけですが・・・。
あまりの己の女子力の低さに七転八倒
もう地獄車のいきおいでゴロゴロと転がっていく毎日。
それもこれも。
劣等感をゴリゴリと刺激される社内随一のできる男!
営業のライバルである村越の存在のせい!!!
あれに関わらず平穏無事に生きていきたい。
過度な労働と過度なストレスで34歳の体はメタボ直前!
このままではまずいと始めた料理になぜかその
ライバルが絡んできた!
しかもそのライバルを好きな後輩の可愛い子ちゃんと、
彼女を好きな後輩男子までメンドクサイ4角関係!!
・・・ん?
イヤイヤ、違うな。
正確には・・・5角関係なのではないだろうか?
これはラストのほうで発覚する事実なんだけれども。
うわー、めんどくさい・・・(笑)
私だったらごめんだな( ー`дー´)キリッ
そんな面倒くさいご関係の彼と彼女と仲間たち。
一体どこに向かっているのか!?
うん、たいていは面倒だから知りたくないわ(笑)
気がつけば反発し言い合いになりあげくケンカになる
2人だけれど・・・メシマズを脱したいという気持ちで一致した
2人の行く末は?
ひそかに思っていた課長との関係は?
ライバルのあの男との容赦ない言い合いが実は
自分にとってかけがえのない時間だった・・・?
それに気づいた時の彼女の絶望感。
そっち行くかm9っ`Д´) ビシッ!!
後ろ向きな和紗さんはどこまでもどこまでも
明後日の方に突っ走っていくのですね・・・_| ̄|○
作者の思惑もたまにスルーする私でも、
これはあからさまなアピールではないだろうか?
と、思っていた(そして間違ってない)わけですが。
最後の最後まで全く持って自分から気づかないあたりが
鉄壁の鈍ちん野朗(もちろん女性だけど)で決定ですな。
まあ、実際に。
いわゆる行き遅れた感満載の女性が実はあちこちから
思われていたなんて事は・・・漫画や小説だからある事で。
現実はたいていはお一人様なのはそうなる理由があるわけで。
んなわけないじゃん( ´Д`)=3 フゥ
と、遠い目で突っ込みつつ。
それでもなんとか素直になった主人公にほっと・・・
しなかったわ(笑)
だめだ、こいつら。
どっちもどっちだけど・・・多分このままの2人だわ(笑)
まあそれでいいと本人が楽しそうなので(多分)
いいのかもしれないが。
実は主人公とその相手の彼よりも、主人公の上司の方が
いいと思うけどなーと思ったのはここだけの話で。
むしろそっちオススメするね!
村越は・・・うん、ないない(笑)
あと最後の方に出張ってきた後輩君と後輩ちゃんが
添え物にしては出張りすぎでうざいよ、きみたち。
と、思ったのもここだけの話(笑)
特に女のほう(;´Д`)
あざとさも度を過ぎれば(・∀・)カエレ!!ってなるよ?
うふふふふふふふ(´∀`)
そんな話(笑)
この作品はアマゾンにも電子書籍があるようですが。
同じ作者の居酒屋ぼったくりは電子書籍化されてないんです。
同じ電子書籍を買うならシリーズは同じアプリで
さくさくっと読みたいなと思うので。
この本も同じ作者の作品が多く電子書籍化されている
「紀伊国屋」さんで買いました!
もちろん読みたいものが全部あるわけではないのですが。
あれこれ探した結果一番多く電子書籍化されているのが
ここなので。
どこでもありそうなのは他のアプリに任せるとして、
アルファポリスさんの作品は紀伊国屋さんのお世話になるかな。
なので他の作品もどしどし電子書籍化お願いします。
詐騎士も本編を電子書籍化して欲しいです(笑)
そんな祈りを電子の海の端から送りつつ。
まあ作品としてならこのメシマズより居酒屋ぼったくりが
おすすめですけどね(笑)