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ジュディハピ! 1巻の感想 ネタバレ注意!【最終的に立ち上がれないレベルに叩き潰したいと思いました】

ジュディハピ! 1巻感想です。
ネタバレを含みますので注意してくださいね。

乙女ゲームというものをご存知でしょうか。
いわゆる男の主人公が可愛い女の子を相手に疑似恋愛するゲーム、
美少女ゲームとは真逆に位置する

ヒロインが様々な男性キャラクターと疑似恋愛するゲームです。
乙女ゲームというゲームジャンル自体はほとんど遊ばないのですが。

えー、大昔にこのジャンルが初めて世に出たきっかけになった
アンジェリークをやったぐらいですね…

あまりにセリフがアレアレで爆笑しかしませんでしたが。
まあ乙女ゲームに限りませんが、相手を一人と決めて恋愛するのではなくて、

できうる限りの範囲に手を伸ばし手あたり次第相手の好意をもぎ取る。

そういう遊び方もあるんですよね、あれ。
ハーレムエンドとか言われるものが。

つまり登場する恋愛対象キャラが全員主役を好きという状況。
みんなに好かれるヒロインの図。

この状況をやってるのがこのジュディハピ!の主人公…ではなく、
姫川愛華という主役です。

彼女はある力で同じ一年を繰り返し、その年その年で様々な
登場人物と恋愛をしていく。

ゲームとして。

ただ問題なのはそれがゲームの世界ではなく、現実の世界で。
ある女神のいたずらか、不思議な力である学園は世界から切り離され、

同じ一年がループするようになった。
その世界で攻略キャラと呼ばれる恋愛対象キャラに愛される。

その役目を追うのが姫川愛華。

性格がひんまがった・・・なんつーか、
同情の余地なしの目の前でボロボロになっていても

ざまー

としか思わないようなキャラなのである。
というか私は主人公の平田加奈子ちゃんが大好きなので。

その顔を曇らせるだけに存在するあほ女が邪魔でしかないのだ(笑)
まあなんといいますか。

ここまで腐った子もそうそういないだろう。
そんな女を相手に一人で孤独な戦いを挑む主人公。

そりゃ応援しないわけにはいきません。

乙女ゲームの主役のような立ち位置の姫川愛華には秘密があり。
不思議な力で人の気持ちを抑え捻じ曲げる。

そんないびつな力を持っています。
それはこの不思議な世界…切り離された空間と言いますか。

それを作ったある愛の女神の力によるものですが。
優れた力も間違った使い方をすればこうなる、と。

よくわかる例ですな(;゚Д゚)

自分が愛されることにひたすら貪欲な彼女。
もしかしたら裏側に何かそうなる事情があるのかもしれませんが。

もうお話の中の腐った本音に今すぐ消え失せろとしか感想が出ません。
主人公に土下座で謝って消えろ、と。

マジムカつくんじゃ、
ぼけぇ!!!o(`Д´*)oプンスカプン!!!

ああ、正直な感想が口に出た…。

これがただのゲームならプログラムされた決められた展開なので、
それはそれで楽しめばいいと思います。

しかし、これは現実(いや小説だけどさww)

ゲームを遊んでる設定ではなく、現実を生きるそんな中でそんな不可思議に会い、
同じ一年をずっとずっと繰り返し、それでいて目の前で

たくさんの人が悲しい気持ちを抱いていくだけの繰り返し。
そんな人生まっぴらごめんだよ!!

そんなループを崩そうと一人奮闘する主人公のお話。
まあ本当は一人じゃないけど。

主人公と共に姫川愛華に戦いを挑みぎったんぎったんにしてやられた
主人公の味方の先輩は、次のループで世界から消えた。

乙女ゲームにはよく隠しキャラなんてものがいます。
特別な条件をこなすと初めてゲームに登場する特別なキャラ。

主人公以外にもこの世界のおかしさに気づいていた唯一の先輩は、
その特別なキャラクターだった。

もちろんその先輩は女性だったので。
姫川愛華の恋愛対象ではなかったから。

結果として女性だったその先輩は世界から消えてしまい、
代わりに同姓の男の先輩が登場してしまう。

そのことも主人公をひどく打ちのめしたけど。

彼女はなんとか立ち上がりこの世界を元に戻そうと奔走する。
敵は大きすぎるけれど。

大切な先輩を助けるため。
この世界をまともに戻すため。

ひたすら繰り返す日々ではなく、未来が決まっていない将来を手にするために。

とりあえず姫川愛華いますぐ滅びろ・・・!

そうなるとお話が立ち行かなくなりますが、そう思うぐらいには
この女マジでおかしい。

事情があろうとなかろうと他人を虫けらのように扱うような女が
まともな頭であるわけがないので。

事情なんてどうでもいいのです。
いいから消えろレベルです。

マジこいつ頭おかしい。

他にも乙女ゲームの世界に転生したとか、乙女ゲームのヒロインの
ライバルの悪役令嬢になったりとかいろんな本を読んでますが。

彼女ほど成敗されても痛くもかゆくもない同情が欠片もない
キャラクターはそうそういないと思われます。

まあ他の作品は基本的に悪役令嬢に生まれ変わった主人公って
元は一般の普通の人で、破滅エンドを迎えないように

なんとかしようと奔走する系統なので。
むしろ好感度が上がって王子(笑)に好かれる感じなんですけどね!

いやはや。
ここまでブレない悪役ってのも・・・躊躇しないでいいからいいね。

出来れば自分の手でとどめさしたい(笑)
それぐらい嫌いですww

実際に1巻の彼女は自分の邪魔をしようとしていた
次の一年で存在を消されてしまった先輩に口にしたくないぐらいの

嫌がらせをするつもりだったようですし。
それはやっちゃだめでしょう。

女としてというか人として。
人として最悪です。

ゴミ屑です。
同じ空間で同じ空気を吸うのも嫌なレベル(;^ω^)

いや…ないわー
そのやろうと思った嫌がらせはマジでないわー

自分がされて嫌なことはするな。
ほんと。

それぐらいに私の嫌悪感をガッツんがっつんに踏み荒らしてくれる
敵役に同情が生まれるはずもなく、ひたすら彼女とひっそり
戦っている主人公に愛が高まるわけですよ。

とりあえず加奈子ちゃんの先輩大好きっぷりがマジてパネェので
ちょっとまあ・・・落ち着け?とか思うのですが。

いやあれもちょっと質が悪そうだけどな?
などと思わないでもないんだが。

加奈子ちゃんはこの世界を戻したいのであれこれ調べたり
関係者に探りを入れたりするわけですが。

なんという事でしょう!
ひっそりと隠れたいにもかかわらず次々にイケメンに絡まれてしまいます(笑)

姫川愛華のターゲットがいわゆる学園のイケメンなので、
その辺を探っているとなぜかあれよあれよと接触してしまい

いつの間にか何かしらの縁を結んでしまったり。
でも結んでしまった縁ゆえに姫川愛華に魅了されてめろめろになった
その姿を見て苦しむことになるのですけど。

ああ、やっぱ姫川まじ潰す。
加奈子泣かせやがって、マジ潰す。

やばい。
本の感想なのにそれしか出てこないww

生徒会と風紀委員が主にかかわってくるんですが。
あ、攻略対象に先生もいますが。

魅了されてない彼らはただイケメンであるだけでなくて、
中身も人として素晴らしいところも持ち合わせています。

ただ姫川愛華という女の魅了の力は絶大で、彼らに新たに生まれた
絆すら忘れさせてしまうというもの。

1巻から順次いろんなキャラと不本意ながら交流を持ってしまうのですが。
姫川愛華の絶対の魅了の力を加奈子との絆がどう変えるのか。

強制的に一方的に姫川愛華と共にあるという幸せに縛られる彼らが
真の姿に戻る日はいつか来るのか。

来ないかな?
とりあえず1巻では樹里先輩の代わりに世界に登場した四宮宰先輩と、
会計のチャラ男の三宮穂高くんが一歩リードか?

先生も割と好きなんですが。
彼のはずしっぷりが面白くて・・・!

まあ彼もちやほやされていた部類でしょうから。
あんな扱いされたことはあまりあるまい・・・ぷっ

そんな先生の活躍は3巻で見られます(笑)
その話はまたその時に書こうと思います。

とりあえず加奈子ちゃん可愛いとだけ言っておこう( *´艸`)

※ちなみにこの作品3巻でストップしております

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