ライトノベルの
「イケメン伯爵の契約結婚事情」
を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してくださいね。
イケメン伯爵の契約結婚事情の作品情報
作者 坂野真夢さん
作品形態 ライトノベル
作品属性タグ ラブコメ・恋愛 ファンタジー風世界 お転婆ヒロイン
イケメン伯爵の契約結婚事情の感想
一言でいうならばエミーリアたんやんちゃすぎる(笑)
という事だろうか。
それにつきる。
元々甘やかされて自由自在に好きに過ごさせたらこうなった。
わけなので、親のせいじゃね?と思うんだが。
勝手に年頃になったらレディになるとかないわ。
そのまま成長するに決まってんじゃん(笑)
ばっかじゃねえの?と読み手としては両親をハリセンで
フルボッコにしてみたいんだが。
まああれはあれで愛情はあるし、後継ぎはいるんだから
まあよかろう(笑)
そんなエミーリアさん。
お嬢様としてはそりゃもう表に出したらやばいレベルなので、
家に押し込んで再教育とか思ってたら勝手な噂だけ
あちこちに流れて気が付けば体が弱い純真な乙女になっていた。
しかし真実は男顔負けの狩りの腕を持ち馬を自在に操る
お転婆でじゃじゃ馬だったのである。
まあそれは男の勝手な解釈だと思うけど。
世間の風潮が女に対して求めるものを考えるとそうなるか。
自由に生きられない立場ってあるもんなぁ・・・
で、そんないろんな意味でその風潮を生きる女性としては
ギリッギリに立っているエミーリアさんに
なんと結婚を申し込んだのはフリードさん。
ただし一年間という契約結婚。
とある事情により急ぎで結婚相手を探していた彼は
父親の立場を盾に契約結婚を迫った。
他にいくらでもいそうだが、諸事情により契約結婚を
割り切れてなおかつちょっとやそっとじゃ動じないような
つまり主人公のような自由奔放な女性が望ましい。
どんな理由だ(;^_^A
まあそれには理由があって、最終的にはお家騒動に巻き込まれる。
一応命も狙われる羽目になるので、そりゃか弱い女子じゃ
ああはならなかったなぁ…
契約結婚をしたエミーリアさんは彼の家に行くわけですが、
そこには彼のおじさんがいて諸々を担っていた。
諸々というのは領地運営。
貴族であっても収入がないと維持できないのである。
当たり前だが。
その家のごたごたにエミーリアは巻き込まれる。
巻き込まれるというか自ら巻き込まれていったというか。
全くおとなしくないので(笑)
逆にフリードさんがハラハラしっぱなしである。
というのも。
契約結婚を言い出した時にエミーリアのお付きの従者に
きれいなまま一年後に帰してやるからと言ったのだ。
その従者はエミーリアを好きだと知ってたから。
まさか1年どころかあっという間にエミーリアに
惹かれて惹かれて溺れたあげく返品無理になるとは
彼も思っていなかったので(笑)
ああ、うん。
可愛くて仕方ないんでしょ、あんた。
って描写がぼっろぼろあったからね。
そうなるよ(´・ω・)(・ω・`)ネーみたいな(笑)
相手を好きになる描写は主人公の方が先だったんだけど、
でもまあ些細な差であってほとんど同じぐらい?
二人が二人とも契約結婚という縛りで悶々と・・・
悩み悩んでいた感じかな…あほやー(;゚Д゚)
自分で縛って自分で絡んでこけてもがいてって
マゾか!マゾなのか(笑)
主人公と彼のジレジレっぷりはまあ好きにしろって
感じなのでほっとくとして。
この騒動の元になった叔父さんの恋愛模様が
いろいろと複雑でそっちの方がドラマチック。
まあどいつもこいつも逃げてんじゃねーとは
思ったけどさぁ…どーしようもなかったんだろな。
もう立てなかったんだろうな、とは思うけど。
はいそうですかって残された側がきっついわー
という意味では叔父さんもフリードのかーちゃんも
叔父さんの奥さんもハリセンチョップがしたい。
まあ一番の被害者は叔父さんとかーちゃんの子供よね。
女の子だったのに男の子の格好までさせて。
それがおじさんの強要だったらマジで叔父さん
ちょっと顔貸せ、殴ってやる。
って感じだったけどそうじゃなさそうだったので
まだよかったかも?
まあどちみち彼女の扱いはどうかと思うけどな!
一番こいつなんなのと思ったのはフリードのかあさんな!
あれが一番イラッとしましたね。
結局自分の娘に自分を殺して男装させたのあいつでしょ。
しかも男の気を引くためじゃないの?
それしか生きる道がなかったのかもしれないけど。
それにしても(´・ω・)(・ω・`)ネー
まあお嬢様だったんだろうから生活能力もないし。
それにしても・・・ぶつぶつ・・・
やっぱ殴りてぇ!!(,,#゚Д゚)ゴルァ!!
というわけで、この話で一番嫌いなのはフリードの母。
並んでばーちゃん。
まあ一番の原因は奴だからなぁ・・・きっかけというか
でも一ミリぐらいの割合しか出てこないから
どうでもよかった(笑)
そうだ、元々お前が原因じゃんって話に出てきたときに
思い出したぐらいの存在のばーちゃん。
そのうちあの世に行ったら土下座で謝って来い。
そもそも当主はすでにフリードさんでお前に何の
権利があってがたがた口出しとるか。
最後のフリードさんの突込みに確かに!と思った(笑)
元当主の奥さんなだけで家の権利ないわー
何もないわーww
ぎゃーぎゃー騒ぎながら追い出される描写に
ざまーとか思った大人げない私です(笑)
いや、主人公とフリードさんの安定のラブラブぶりは
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
好きにおしって感じですし(笑)
どんだけ好きよ、あんたら。
勝手にやっちゃって~みたいな
ラブラブすぎて障害がないとつまらんなー(笑)
むしろ最後の方はフリードの妹ちゃんと、
エミーリアさんの従者の行く末が気になるよ
よし、フリードさんその線でぜひ進めてくれ。
従者の僕はわかっていますよという余裕が吹っ飛び
右往左往するさまが見たかったわ・・・
ほら、私生児といっても一応貴族様だし。
従者さんは平民ですからね。
たぶん彼は右往左往することになるだろう。
予言として。
そこが見たい。
主人公らはもうどうでもいい(笑)
後はずっとラブラブしてるだけだろう!
変化がなくてつまらんwww
という感想。
あと叔父さんの正妻の彼女があまり出てこなかったけど
可哀そうだったなぁ…
でもああなったから・・・
結局置いて行かれたのはフリードの母親の方か。
勝った負けたじゃないけど、正妻なのに彼の心には
他の人がいる事をずっと耐えてたんだろうな…
そういう自分と来訪してきた主人公とフリードさん。
その時はあくまでも契約結婚の演技だった・・・はず?
だけど、きつかったんじゃないかなー
だって自分には一生向けられることのない
「奥さんに向けられる旦那の優しい視線」だったから。
叔父さんよぅ・・・(;゚Д゚)
おまぃもちょっとぶん殴りたいぞ(笑)
まあばーちゃん潰すのが先だけどね!
あいつ諸悪や