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モテ系同期と偽装恋愛!?を読んだ感想【ネタバレあり】

ライトノベル
モテ系同期と偽装恋愛!?
を読んだ感想です。
ネタバレありますので注意してくださいね。

モテ系同期と偽装恋愛!?の作品情報

作者 藍里まめさん
作品形態 ライトノベル
作品属性タグ ラブコメ・恋愛 オフィスラブ

モテ系同期と偽装恋愛!?の感想

主人公は子供の頃から評判の美少女。
小学校の頃からその実力は折り紙付きで告られまくり。
しかし、それが幸せかどうかは微妙な所だ。

彼女に最初の傷をつけたのは小学校の時。
友人の好きな人が彼女を好きになり近づいた。
それを知った友人グループは彼女を責めたあげく
彼女の話も聞かずにグループから外した。

噂は噂を呼び気が付けば女子から目の敵にされる。
人気の男子が一人の女の子に注目すれば嫉妬も生まれる。

しかし男の方はそんな事知る由もないから熱を上げる。
また女の嫉妬が膨れ上がるという悪循環。

そんな学生時代から社会人へ立場を変えた彼女は
自分を守る手段としてかたい殻を被った。

それは高慢ちきな気位の高いキツイ女としてあること。
そうすれば大抵の男は引いていき、媚びない女として
同性から好かれることはないが嫌われることはない。

そうして彼女は自分をどうにか保ってきた。
そんな彼女の足元を崩したのが同期の彼。

あれがもともと高慢ちきというか性格だったのなら
彼のちょっかいも別にいいんだけど。

彼女の過去・・・生い立ちというかどうしてこうなったか
それを読んで理解している読者としては

お前しつこいうざい帰れ!という感想しかなかった(笑)

悪役転生によくありがちな元々の性格のきつさなら
本人がわかってやってるから別にいいんだけど。

必死になって自分を守る演技をしているのに・・・
結局自分の欲望のためにいらんちょっかいを

引き際を多少間違えながらグイグイ来るのだから
基本男嫌いの毛がある自分としては正直

ちょっと君消えてくれるかな?という感想だった(笑)
というのは冗談として( *´艸`)

彼女の嫌悪感とかそういうのが読んでて非常に辛かった。
もう一度読むのはもういいかなー

ああなったのは彼女のせいじゃなくてまわりのせいだし、
そのせいでずっと辛くて苦しんでて

なのにのんきに周りはそれを押し付け責める。
事情を知らなかったら自分も安易にそう思うかもしれない。

まあ私はそもそも高慢ちき(に見せかけた超いい子だが)に
近づこうとか思わないので彼女に負担をかける事は

絶対にしないが(笑)
だって人見知りのチキンだからねっ!
自分からコミュニケーションを広げるとかしませんわ。

まあ中間で彼女の本当の事が彼にバレるわけだけど。
その前の出張先のエピソードは彼の株が上がったわー

私の中の(笑)
それまで割と底辺だったww

おまぃ・・・モテ男のくせに初恋でいっぱいいっぱいな
ピュア男だったんだな・・・(笑)みたいなー

まあその彼も昔からモテまくって騒がしかったらしい。
ただ彼女のように学校中が敵という悲惨な状況には
なってなかったのだけどそれは彼の

そうとは気づかせない処世術で人を動かしていたから?
というのがその後の主人公の友達の証言でわかる。

まあ・・・ガッツいて話を聞かない女も怖いよねー
ただ主人公の場合は相手が男なので力づくだと
どうしても叶わないってとこが怖さ倍増なのか

あ、女も選ばない奴はいるがな。

それまでの人生は男性は恐怖の対象でしかなかった主人公。
そのリハビリの相手を彼は名乗り出たわけだけど。

これがタイトルの「偽装恋愛」にあたるわけだ。

でも好きな相手から好かれないのにそばにいる辛さ。
長い時間を得て隠してあった彼女の本来の姿を目の当たりに
するうちに、彼の中の彼女への気持ちは膨らんでいく。

でも彼女はそんなつもりは欠片もなくて…

それが彼を苛んでいるんだけど、彼女はそれがわからない。

人を好きになるという事はつまりどういう事か。
それは教えられて理解することじゃないからなぁ…だよなあ

そんな悶々とした日々を送るある日、とあるきっかけで
彼は彼女から離れた。

ひどく傷ついて。
もちろん主人公は自分を助けてくれる彼に感謝しているし、
偽装恋愛の相手としてもたまたま知った誕生日を
祝おうとしたけれど。

逆にそれも辛かったんだろうな。
普通の彼氏彼女みたいなのにその実欠片もそうではない。

自分が望む気持ちだけが膨らんで彼女には
それが届かないのが間近で見に染みて実感する。

うん、生殺し(笑)
動物園デートとか楽しそうで

自分の気持ちがわからない彼女にそのきっかけを与えたのは
彼に猛烈アタックをかけていたとある女だった。

いや、彼女も必死だったんだ。
主人公を好きなままでもいいから自分と付き合ってほしい。

そうかれに告げる彼女の言葉を偶然居合わせた
主人公はそれを耳にしてしまいショックを受ける。

本来の彼はその時その時でほいほい女を変える男で
(それには彼なりの事情があってたらしではないらしい)

流れ的には彼はその申し出を受けるだろうと思った
主人公の目から涙がこぼれる。

今気づいても遅すぎる…と。
いや、それが下手な恋愛作品の流れだよ(笑)

と、心で突っ込みつつ。
自分の気持ちにようやく気付いた彼女によかったね。

蓋を開けたら飛んでもバカップルになり果てていたが。
まあ元々彼はずっと彼女が好きだったわけで。

好きな人がいるけど他の人とふらふら付き合ってた
という事になるので…それもどうなのかと思いつつ(笑)

まあめでたしめでたしでよかったね。
ただ最後は怒涛の展開だったがな!

どんだけ主人公好きだ、おまい。
だがあれだけ苦労したんだもの仕方ないか(;^_^A

とりあえず20年近く苦しんできた過去が嘘のように
生きやすくなって楽しそうに過ごしてる彼女を見て

ようやく楽しくなりました。
そういう心とか体の傷が話の流れにかかわると
読んでるのがちょっとしんどいなーと思いました

まあこの辺は人それぞれかな
私は・・・子供の頃にいじめられっ子で男性怖いってのが
まだあるのでちょっとしんどかった・・・

まあ彼女みたいにモテ過ぎてってのは欠片も関係ないが(笑)

理由は違ってもいじめられっ子の記憶は根強い。
まあ無意識で出るだけで常にって事ではないので、

今は生きるの楽しいですよ?
職場の女性蔑視は無視すればいいですしね(笑)

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